奈良県では「西大和学園」と「東大寺学園」に次ぐ、私立の進学校が『帝塚山中学校・高等学校』です。
さすがの名門校であり、コースによっては畝傍高校より上位であることから、帝塚山中学校で上位に食い込むのは、簡単ではありません。
しかし、帝塚山中学校の学年トップは理塾生なんです。
実例を挙げて、確認してみましょう。
◇帝塚山中学校(中1生)の学年トップは理塾生
中学1年の中間テスト結果を示します。
それによると、この理塾生は、最上位コースの『男子英数S理選抜コース』で、『総合得点で学年1位』を取ったことがわかります。
他の下のコースもあるにはありますが、実質的に学年トップと言って差し支えないでしょう。

この生徒の特長は、ただ得点が良いだけではなく、『英語と社会は満点』であり、確実性を養えていることがわかります。
「満点を取らせる」というのは、簡単ではありませんが、「ミスを無くす」という指導は理塾が得意としていることであり、それが実践されていることがわかります。
帝塚山の最上位コースでは、複数の生徒が現役で「京都大・大阪大・国立医学部」に合格してきますから、今後油断せず同じように努力を重ねれば、この生徒がこれらの旧帝医大に進学するのはほぼ確実な状況です。

◇帝塚山の生徒に学年トップを取らせる理塾の戦略とは?
では、なぜこうも帝塚山中学校において理塾生が学年トップを取れるのかという部分ですが、最大の要因は、「理塾は医大生が個別指導するから」です。
理塾で指導にあたる医大生の半数ほどは、「共通テストで満点でした」という秀才の中の秀才。
そんな人達から個別指導を受けて、成績が上がらない訳がありません。
また、理塾では「単に医大生講師が個別に教える」というだけではありません。
それだけでも、そうある塾の姿ではなく、結構贅沢な環境だと思いますが、理塾では「医大生それぞれがテーマを掲げて自分達の指導について研究している」ということが挙げられます。

単なる医大生バイトなのではなく、それぞれが「課題を掲げ」て、「それに対してどう改善していくか」を日々の授業で考え、「成果を塾長にレポートで提出する」というハイレベルなことを日々実践しています。
個別指導塾でこんなことをやっている塾は、恐らく他にはありませんが、そこは『理塾で無理なら、(他塾では)たぶん無理』をテーマに頑張っている我々です。
できることを限界まで考えて、やり抜く強さを持っているのが、理塾なのです。
この生徒は、無事に帝塚山中学校の最上位コースに入学しましたが、入学で喜んでいてはいけません。
なぜなら、そもそも、この生徒は帝塚山小学校から進学した「内部進学生」です。
当然、中学受験を経験した「外部入学生」が立ちはだかります。
実際に、今年の中1生でも、相当優秀な外部入学生(知り合いも複数いたようです)が多く入学されたので、その中で「学年トップ」を取らせるのは相当大変なのです。
この困難を実現させるべく、医大生達が課題を克服を考えるわけです。
そして、この生徒の場合は、次の懸念点が医大生講師より挙げられました。
1.地頭は良いので理解は早いが、才気走っている生徒は地道な努力を嫌うので、努力面を最優先に育てるのが良いのではないか
2.英語の進度はそこまで早くないので、文法の着実な習得と、大量の英単語を先に覚えさせるべき
3.数学の進度は相当早いので、とにかく難問を先取りして、学校進度に食らいついていくべき
4.「ミスをなくす」部分に重点を置いて、(普段の小テストのように)簡単な問題であれば常に満点を取る努力量を確保させるのが良い
5.自習では「やりたいこと」を優先しがちなので、勉強の習慣がつくまでは、できる限り我々が授業で直接解決するべき
※これらは塾長と担当講師が主導していることであり、生徒がすべて自分で把握しているわけではありません(自覚させるメリットもあればデメリットもあるため)
※医大生自身が同じような学生だったので、自己分析も兼ねているのでしょう、たくさん意見が出てきます

そして、これらを毎日地道に実践した結果、実際に「帝塚山中学校で学年トップを取らせる」という輝かしい結果を産み出すことができました。
この「帝塚山中学校で学年トップを取らせる」という結果は、どこの学習塾でも達成できるようなことではなく、『当たり前の基準が高い、理塾だからこそ達成できた』『理塾で無理なら、たぶん無理』の一例だと自負しています。
◇理塾は特別な個別指導塾です
医大生が指導している理塾には、私立中学校や私立高校の生徒も、多く通っています。
よくある個別指導塾は「集団授業についていけない低学力層が通う」というパターンが非常に多いのですが、理塾では最も生徒数が多いのは畝傍高校生であり、次が帝塚山や奈良学園や清風といった進学校の生徒です。
特に「理塾の自習席の静かさは有名」で、教室を訪問したほとんどの生徒や保護者が「ものすごく静かですね」「咳ひとつ聞こえない」と驚かれます。
ただ、理塾ではこんなの当たり前のことで、静かでないと塾に勉強しに来ている意味がないですよね。
他塾のように、生徒は「売上を落としてくれるお客さん」として扱うのではなく、理塾では「生徒=厳しいことを一緒に乗り超えていく仲間」として考えています。
ですから「うるさい生徒は問答無用で退塾させる」「学習意欲の低い生徒は他塾に行くよう促す」ので、そういう意味でも、理塾はヤル気のある高学力層だけが集まっている相当特別な個別指導塾だと言えるでしょう。
ですから、これらの生徒のほぼ全員が「関関同立を合格して、国公立大を取りに行く」という受験をします。
東京大学や京都大学はさすがに簡単ではないものの、「立命館大を合格したうえで神戸大を取りに行く」であったり、「関西大をおさえて大阪公立大を取る」などは、理塾が得意とするパターンです。

理塾は、理系は全員医大生であり、(国立医学部と比較すると明らかに劣る)関関同立クラスの学力の講師は一人もいません。
そんな学力の高い講師が指導するため、理塾の生徒の学力層としては、進学塾と同等か、むしろ上になっています。
そんな医大生達が、個別に課題を感じて克服方法を考え、塾長の指揮の下で地道に実践している、それが理塾です。
我々は、生徒全員の成績を常に上げているわけではありません。
正直申し上げると、成績が変わらなかったり、たまには成績が下がることもあります。
しかし、「我々は精一杯のことを、どこの学習塾よりも熱心にやっています」と胸を張れることは日々やっています。
理塾ほどレベルが高く、また手厚い学習塾は、そうそうないと思っていますし、事実大半の保護者からは、そう評価していただいています。
おかげさまで、現在理塾は満席ですが、今後は「高3生の指定校推薦の合格者」が出てきますので、その時点で再募集をかけます。
入塾予約が可能ですので、気になる方は早めにお電話(0744-24-1915)にてお申し付けください。